海の使者うみのししゃ
何心なく、背戸の小橋を、向こうの蘆へ渡りかけて、思わず足を留めた。 不図、鳥の鳴音がする。……いかにも優しい、しおらしい声で、きりきり、きりりりり。 その声が、直ぐ耳近に聞こえたが、つい目前の樹の枝や …
作品に特徴的な語句
稲妻いなずま 海月くらげ 背戸せど くさび 伽話とぎばなし 黄昏時たそがれどき 沙魚はぜ 永代えいたい 爪尖つまさき 一歩ひとあし 一本ひともと 干潟ひがた 粗朶そだ しお 逆手さかて 傷々いたいた そそ 中空なかぞら 処々ところどころ 大童おおわらわ 不断ふだん 坊主ぼうず 轆轤ろくろ 絶間たえま 二足ふたあし 容体ようだい 木場きば 松火たいまつ 橋杭はしぐい 逢魔おうま 一物いちもつ たこ 川面かわづら みゃく 汐時しおどき 目前めさき 亀裂ひび 何心なにごころ 颯々さっさっ 泥土どろつち 出揃でそろ 這奴しゃつ 頬摺ほほず こう 薄暮うすくれ 白泡しろあわ 一揉ひとも 蘆原あしはら 虎斑とらまだら 蓴菜じゅんさい 雑樹ぞうき 小魚こうお 弓杖ゆんづえ 矢声やごえ 小橋こばし 群立むらだ 努力つとむ 薄衣うすぎぬ 一方口いっぽうぐち 一連ひとつら 幼児おさなご 海坊主うみぼうず 澪標みおつくし 燐火ひとだま 薄曇うすぐも 退散たいさん 黄味きみ 泡立あわだ 仇光あだびかり 藤豆ふじまめ 一揺ひとゆ 散策さんさく 樹上きのぼ 気構きがま 上面うわつら 水筋みすじ 一汐ひとしお 対方むこう 潮入しおい 大洋わたつみ 岩端いわばな 田越川たごえがわ