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頬摺
ふりがな文庫
“頬摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほおず
38.2%
ほおずり
26.5%
ほゝず
20.6%
ほゝずり
11.8%
ほほず
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほおず
(逆引き)
憎むが如く、笑うが如く、また泣くが如く——そこに屈んでいた人間は、女の
生首
(
くび
)
を、手から、転がして、また
頬摺
(
ほおず
)
りをした。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頬摺(ほおず)の例文をもっと
(13作品)
見る
ほおずり
(逆引き)
始終
懐
(
ふとこ
)
ろに入れたり肩へ載せたり、夜は抱いて寝て、チョッカイでも出せば
溶
(
と
)
けるような顔をして
頬摺
(
ほおずり
)
したり
接吻
(
せっぷん
)
したりした。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
頬摺(ほおずり)の例文をもっと
(9作品)
見る
ほゝず
(逆引き)
利巧で、意地つ張りで、——十二年前、日向の筵の上で、指切りをしたり、
頬摺
(
ほゝず
)
りをしたことが、そんなに厄介なことになるとは思ひも寄りません。
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
頬摺(ほゝず)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ほゝずり
(逆引き)
淺黄
(
あさぎ
)
の
手絡
(
てがら
)
が
解
(
と
)
けかゝつて、
透通
(
すきとほ
)
るやうに
眞白
(
まつしろ
)
で
細
(
ほそ
)
い
頸
(
うなじ
)
を、
膝
(
ひざ
)
の
上
(
うへ
)
に
抱
(
だ
)
いて、
抱占
(
かゝへし
)
めながら、
頬摺
(
ほゝずり
)
していつた。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
頬摺(ほゝずり)の例文をもっと
(4作品)
見る
ほほず
(逆引き)
それみろ、と何か
早
(
や
)
や、勝ち誇った
気構
(
きがま
)
えして、蘆の穂を
頬摺
(
ほほず
)
りに、と
弓杖
(
ゆんづえ
)
をついた処は
可
(
よ
)
かったが、同時に目の着く
潮
(
うしお
)
のさし口。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
頬摺(ほほず)の例文をもっと
(1作品)
見る
頬
部首:⾴
15画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“頬”で始まる語句
頬
頬杖
頬冠
頬張
頬被
頬辺
頬骨
頬白
頬髯
頬桁
“頬摺”のふりがなが多い著者
与謝野寛
橘外男
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
内田魯庵
佐左木俊郎
幸田露伴
野村胡堂
永井荷風