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頬摺
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ほゝずり
ふりがな文庫
“
頬摺
(
ほゝずり
)” の例文
淺黄
(
あさぎ
)
の
手絡
(
てがら
)
が
解
(
と
)
けかゝつて、
透通
(
すきとほ
)
るやうに
眞白
(
まつしろ
)
で
細
(
ほそ
)
い
頸
(
うなじ
)
を、
膝
(
ひざ
)
の
上
(
うへ
)
に
抱
(
だ
)
いて、
抱占
(
かゝへし
)
めながら、
頬摺
(
ほゝずり
)
していつた。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
天下晴れての無礼講だけに見知らぬ女を抱きかかへて厭がるのも構はず
頬摺
(
ほゝずり
)
をして歩く男も多い。若い男かと見るとシルクハツトを
被
(
かぶ
)
つた
生真面目
(
きまじめ
)
な顔附の白髪の紳士も混つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
愛
(
あい
)
ちやんが
語
(
かた
)
り
終
(
を
)
へた
時
(
とき
)
に、
※
(
ねえ
)
さんは
頬摺
(
ほゝずり
)
しながら
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
と
身振
(
みぶり
)
をして、
時々
(
とき/″\
)
頬摺
(
ほゝずり
)
、はてさて
氣障
(
きざ
)
な
下郎
(
げらう
)
であつた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
頬
部首:⾴
15画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“頬”で始まる語句
頬
頬杖
頬冠
頬張
頬被
頬辺
頬骨
頬白
頬髯
頬桁