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頬張
ふりがな文庫
“頬張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほおば
77.3%
ほゝば
17.3%
ほうば
2.7%
ほおばっ
1.3%
ほほば
1.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほおば
(逆引き)
勇がふかし
甘薯
(
いも
)
を
頬張
(
ほおば
)
ッて、右の頬を
脹
(
ふく
)
らませながら、モッケな顔をして文三を
凝視
(
みつ
)
めた。お勢もまた不思議そうに文三を凝視めた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
頬張(ほおば)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ほゝば
(逆引き)
頸筋
(
くびすぢ
)
は
豚
(
ぶた
)
に
似
(
に
)
て
聲
(
こゑ
)
までが
其
(
それ
)
らしい
老人
(
らうじん
)
は
辨當
(
べんたう
)
をむしやつき、
少
(
すこ
)
し
上方辯
(
かみがたべん
)
を
混
(
ま
)
ぜた五十
幾歳位
(
いくさいぐらゐ
)
の
老婦人
(
らうふじん
)
はすしを
頬張
(
ほゝば
)
りはじめた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
頬張(ほゝば)の例文をもっと
(13作品)
見る
ほうば
(逆引き)
『
日出雄
(
ひでを
)
さん、
餘
(
あんま
)
りやると
胃
(
ゐ
)
を
損
(
そん
)
じますよ。』と
氣遣
(
きづかひ
)
顏
(
がほ
)
の
私
(
わたくし
)
さへ、
其
(
その
)
生臭
(
なまくさ
)
い
肉
(
にく
)
を
口中
(
こうちう
)
充滿
(
いつぱい
)
に
頬張
(
ほうば
)
つて
居
(
を
)
つたのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
頬張(ほうば)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ほおばっ
(逆引き)
子供の時に
早飯
(
はやめし
)
と何とやらは武士の
嗜
(
たしなみ
)
なんと
云
(
いっ
)
て、人に悪く云われた事もあり、又自分でも早く食いたいと
思
(
おもっ
)
て居たが、何分にも
頬張
(
ほおばっ
)
て
生噛
(
なまがみ
)
にして食うことが出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
頬張(ほおばっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほほば
(逆引き)
繩
(
なは
)
ですか?
繩
(
なは
)
は
盜人
(
ぬすびと
)
の
難有
(
ありがた
)
さに、
何時
(
いつ
)
塀
(
へい
)
を
越
(
こ
)
えるかわかりませんから、ちやんと
腰
(
こし
)
につけてゐたのです。
勿論
(
もちろん
)
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
させない
爲
(
ため
)
にも、
竹
(
たけ
)
の
落葉
(
おちば
)
を
頬張
(
ほほば
)
らせれば、
外
(
ほか
)
に
面倒
(
めんだう
)
はありません。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
頬張(ほほば)の例文をもっと
(1作品)
見る
頬
部首:⾴
15画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“頬”で始まる語句
頬
頬杖
頬冠
頬被
頬辺
頬骨
頬白
頬髯
頬桁
頬笑
“頬張”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
下村湖人
夏目漱石
中島敦
泉鏡太郎
内田魯庵
島崎藤村
二葉亭四迷
槙本楠郎