トップ
>
ほゝば
ふりがな文庫
“ほゝば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
頬張
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頬張
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
其日
(
そのひ
)
役所
(
やくしよ
)
の
歸
(
かへ
)
り
掛
(
が
)
けに
駿河臺下
(
するがだいした
)
迄
(
まで
)
來
(
き
)
て、
電車
(
でんしや
)
を
下
(
お
)
りて、
酸
(
す
)
いものを
頬張
(
ほゝば
)
つた
樣
(
やう
)
な
口
(
くち
)
を
穿
(
すぼ
)
めて一二
町
(
ちやう
)
歩
(
ある
)
いた
後
(
のち
)
、ある
齒醫者
(
はいしや
)
の
門
(
かど
)
を
潛
(
くゞ
)
つたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
即
(
すなは
)
ち、ぐら/\と
煮
(
に
)
えて、
蝦夷
(
えぞ
)
の
雪
(
ゆき
)
が
板昆布
(
いたこんぶ
)
をかぶつて
踊
(
をどり
)
を
踊
(
をど
)
るやうな
處
(
ところ
)
を、ひよいと
挾
(
はさ
)
んで、はねを
飛
(
と
)
ばして、あつゝと
慌
(
あわ
)
てて、ふツと
吹
(
ふ
)
いて、するりと
頬張
(
ほゝば
)
る。
湯どうふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二人は今しがた冬のをはりらしく熱いほどの麦飯を
頬張
(
ほゝば
)
つたばかりであつた。——いま野田は立上つて和作のために茶を入れてくれた。茶道具は桜草の
鉢
(
はち
)
の陰にかくれた。
朧夜
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
ほゝば(頬張)の例文をもっと
(13作品)
見る
検索の候補
ほうば
ほおば
ほおばっ
ほほば