“役所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくしょ45.8%
やくしよ25.0%
やくどこ16.7%
やくどころ8.3%
やこしょ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(かれ)は、東京(とうきょう)へきてから、ある素人家(しろうとや)の二階(かい)に間借(まが)りをしました。そして、昼間(ひるま)は役所(やくしょ)へつとめて、夜(よる)は、夜学(やがく)に通(かよ)ったのであります。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
學校(がくかう)を中途(ちゆうと)で已(や)めたなり、本(ほん)は殆(ほと)んど讀(よ)まないのだから、學問(がくもん)は人並(ひとなみ)に出來(でき)ないが、役所(やくしよ)でやる仕事(しごと)に差支(さしつか)へる程(ほど)の頭腦(づなう)ではなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
女役(おやま)、実悪(じつあく)、半道(はんどう)なんて、各自(めいめい)役所(やくどこ)が決まっておりましてな、泣かせたり笑わせたり致しやす。——春の花見! これがまた大変だ!
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いつも髪を耳隠しに結った、色の白い、目の冴(さ)え冴(ざ)えしたちょっと唇(くちびる)に癖のある、——まあ活動写真にすれば栗島澄子(くりしますみこ)の役所(やくどころ)なのです。
或恋愛小説 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
床下(よかした)から死骸(しげえ)が出る所を見ると、屹度(けっと)調べを為(し)なければ成らぬと、お役所(やこしょ)まで参(まえ)れと忽(たちま)ちきり/\っと縛(いまし)められて、庄吉が引かれみしたと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)