“市役所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやくしょ33.3%
しやくしよ33.3%
オテル・ド・ヴィユ16.7%
ラアドハス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その屋根の上には、塔が一つ、空にむかってスラリと高くつきでていました。それはたぶん、市役所しやくしょでしょう。
院長ゐんちやう玄關げんくわん外套ぐわいたう市役所しやくしよもんたが、これ自分じぶん才能さいのう試驗しけんするところ委員會ゐゐんくわいつたとはじめてさとり、自分じぶんけられた質問しつもんおもし、一人ひとりみづか赤面せきめんし、一しやううちいまはじめて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
白地に黒で簡潔に市役所オテル・ド・ヴィユと書いた札が立てられているのである。ほかに見物人もない廃墟の間を歩いていると、自分たちの声が遠いところまで反響してゆくのがわかる。
女靴の跡 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
コペンハアゲンの人ぜんたいがみんな自分のものとして愛しているという市役所ラアドハス。市民的に宏大な広間ホウルに用のなさそうな人影がちらほら動いて、「市役所」の感じはすこしもない。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)