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ほおず
ふりがな文庫
“ほおず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頬摺
76.5%
頬擦
23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頬摺
(逆引き)
此奴
(
こいつ
)
ら、大地震の時は弱ったぞ——
啄
(
ついば
)
んで、
嘴
(
はし
)
で、仔の口へ、
押込
(
おしこ
)
み
揉込
(
もみこ
)
むようにするのが、
凡
(
およ
)
そ
堪
(
たま
)
らないと言った形で、
頬摺
(
ほおず
)
りをするように見える。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
残った二人は白旗直八と幇間の左孝、二人とも、鬼になりたくてなりたくて仕様のないという人間——雛妓を追い廻して
頬摺
(
ほおず
)
りするのを鬼の役得と心得ている人間でした。
銭形平次捕物控:054 麝香の匂い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ほおず(頬摺)の例文をもっと
(13作品)
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頬擦
(逆引き)
いままであんまり
構
(
かま
)
いつけなかった子供を急に大事にしはじめるやら、ちょっと姿が見えないといっては大騒ぎするやら、それを裏庭で「発見」した母親が
頬擦
(
ほおず
)
りして泣くやら、父親は
チャアリイは何処にいる
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
と云いながら
頬擦
(
ほおず
)
りをした。
猫と庄造と二人のおんな
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ほおず(頬擦)の例文をもっと
(4作品)
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