“虎斑”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とらふ72.7%
とらぶち18.2%
とらまだら4.5%
ぶち4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“虎斑”を含む作品のジャンル比率
産業 > 畜産業 > 家畜・畜産動物各論100.0%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
自然科学 > 植物学 > 植物学4.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
机の両端には一つ/\硯が出てゐるのであつたが、大抵は虎斑とらふか黒の石なのに、藤野さんだけは、何石なのか紫色であつた。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
二人であらかた画室を片づける。花田と戸部とがはいってくる。戸部は頭を虎斑とらふに刈りこまれてひげをそり落とされている。
ドモ又の死 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
机の兩端には一つ一つ硯が出てゐるのであつたが、大抵は虎斑とらぶちか黒の石なのに、藤野さんだけは、何石なのか紫色であつた。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
釣糸の先に引っかかった一匹の虎斑とらぶちの猫を、ここに書くさえ気味のわるいアラユル残忍な方法でイジメつけながら、たまらないほど腹を抱えて笑い興じるのであった。
冗談に殺す (新字新仮名) / 夢野久作(著)
全体が薄樺うすかばで、黄色いぶちがむらむらして、流れのままに出たり、消えたり、結んだり、解けたり、どんよりと濁肉にごりじしの、半ば、水なりに透き通るのは、これなん、別のものではない、虎斑とらまだら海月くらげである。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから黒虎斑ぶちの這入った石造の大煖炉だんろ
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)