トップ
>
綸子
ふりがな文庫
“綸子”の読み方と例文
読み方
割合
りんず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんず
(逆引き)
第一、昨夜の曲者は
衣摺
(
きぬず
)
れの音なんかしなかったぜ。百五十石や百八十石の御家人じゃ、
平常着
(
ふだんぎ
)
に羽二重や
綸子
(
りんず
)
を着るはずはない。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
まんまと百合子になりすまして、白
綸子
(
りんず
)
に黒の帯、素足に手拭をふきながしに被ったところはどう見ても替玉とは思えなかった。
鷺娘
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
いかさま年は二十七、八、髪はおすべらかしに、
緋
(
ひ
)
のはかまをはいて、紫
綸子
(
りんず
)
の斎服に行ないすました姿は、穏やかならぬ美人なのです。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
綸子(りんず)の例文をもっと
(43作品)
見る
“綸子”の解説
綸子・綾子(りんず)とは、繻子織地に繻子織の裏組織で模様を織り出した絹織物の一種。
緞子と似るが、練り糸を使う緞子と異なり、生糸を用いて織り上げた後に精練作業を行う。薄手で地紋が目立ちにくく、緞子に比べると柔らかい質感がある。艶があり滑らかな生地で、女子の着物、特に訪問着などの礼服のほか、長襦袢、伊達衿などにもよく用いられる。
(出典:Wikipedia)
綸
漢検1級
部首:⽷
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“綸子”で始まる語句
綸子縮緬
検索の候補
白綸子
紋綸子
緋綸子
綸子縮緬
花色綸子
薄色綸子
鞘形綸子
赤無垢綸子
“綸子”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
三上於菟吉
佐々木味津三
小栗虫太郎
中里介山
野口雨情
大倉燁子
正岡容
林不忘
山本周五郎