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葉蔭
ふりがな文庫
“葉蔭”の読み方と例文
読み方
割合
はかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はかげ
(逆引き)
やさしい
花
(
はな
)
は、
雨
(
あめ
)
にぬれたままうなだれて、
早
(
はや
)
くから
眠
(
ねむ
)
ってしまい、そしてその
葉蔭
(
はかげ
)
のあたりから、
虫
(
むし
)
の
泣
(
な
)
く
声
(
こえ
)
が
流
(
なが
)
れていました。
負傷した線路と月
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その声が、
直
(
す
)
ぐ
耳近
(
みみぢか
)
に聞こえたが、つい
目前
(
めさき
)
の
樹
(
き
)
の枝や、
茄子畑
(
なすばたけ
)
の垣根にした
藤豆
(
ふじまめ
)
の
葉蔭
(
はかげ
)
ではなく、
歩行
(
ある
)
く
足許
(
あしもと
)
の低い
処
(
ところ
)
。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
牧場の真ん中にはたった一本の
槲
(
かしわ
)
の
樹
(
き
)
があるきりだ。で、牛どもはその
葉蔭
(
はかげ
)
をすっかり占領している。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
葉蔭(はかげ)の例文をもっと
(12作品)
見る
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蘭
葉書
葉越
葉叢
葉摺
葉山
“葉蔭”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
島木健作
島崎藤村
小川未明
泉鏡花