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葉蘭
ふりがな文庫
“葉蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらん
92.3%
バラン
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらん
(逆引き)
取り上げて、
障子
(
しょうじ
)
の方へ向けて見る。障子には植木鉢の
葉蘭
(
はらん
)
の影が暖かそうに写っている。首を
曲
(
ま
)
げて、
覗
(
のぞ
)
き込むと、
杢
(
もく
)
の字が小さく見える。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし、直ぐ金剛石のことを思い出すと裏へ廻って行って、
夕闇
(
ゆうやみ
)
の迫った
葉蘭
(
はらん
)
の傍へ
蹲
(
うずくま
)
って、昼間描いておいた小さい円の上を指で
些
(
ち
)
っと
圧
(
おさ
)
えてみた。
火
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
葉蘭(はらん)の例文をもっと
(12作品)
見る
バラン
(逆引き)
一体ばれんは、後に変化を遂げた形から類推して、
葉蘭
(
バラン
)
の形だとする説もある様であるが、此は疑ひなく、ばりんである。
まといの話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
葉蘭(バラン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“葉蘭(ハラン(植物))”の解説
ハラン(葉蘭、学名: Aspidistra elatior Blume, 1834)とは、スズラン亜科 キジカクシ科(クサスギカズラ科) ハラン属の常緑多年草で、巨大な葉を地表に立てる植物である。古名は馬蘭(バラン)。
(出典:Wikipedia)
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蔭
葉書
葉越
葉叢
葉摺
葉山
検索の候補
一葉蘭
凌霄葉蘭
“葉蘭”のふりがなが多い著者
高浜虚子
佐左木俊郎
谷崎潤一郎
島崎藤村
夏目漱石
横光利一
永井荷風
山本周五郎
泉鏡花
折口信夫