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葉摺
ふりがな文庫
“葉摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はず
70.0%
はずれ
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はず
(逆引き)
小枝は
葉摺
(
はず
)
れしてさらさらと此方に撓いて来つ。風少しある時殊に美しきは、
金紙
(
きんし
)
、銀紙を
細
(
こまか
)
く刻みて、蝶の形にしたるなりき。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして耳を澄ませば、どこからともなくサヤサヤと風に
戦
(
そよ
)
ぐ
葉摺
(
はず
)
れの音がかすかに伝わってくるような気持であった。しかもよほど心気が疲れていたのであろう。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
葉摺(はず)の例文をもっと
(7作品)
見る
はずれ
(逆引き)
椰子の
葉摺
(
はずれ
)
の音と環礁の外にうねる太平洋の
濤
(
なみ
)
の響との間に十代も住みつかない限り、到底彼等の気持は分りそうもない気が私にはするからである。
南島譚:03 雞
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
山査子
(
さんざし
)
の枝が揺れて、ざわざわと
葉摺
(
はずれ
)
の音、それが
宛然
(
さながら
)
ひそめきたって物を云っているよう。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
葉摺(はずれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蘭
葉蔭
葉書
葉越
葉叢
葉山
検索の候補
一葉摺
“葉摺”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
福士幸次郎
橘外男
中島敦
林不忘
泉鏡太郎
泉鏡花