『南島譚（なんとうたん）：03 雞（03 とり）』

南洋群島島民のための初等学校を公学校というが、或る島の公学校を参観した時のこと、丁度朝礼で新任の一教師の紹介が行われている所にぶつかった。其の新しい先生はまだ如何にも若々しく見えるのだが、既に公学校教育には永年の経験のある人だという。校長の …

著者	中島敦
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「南島譚」問題社、1942（昭和17）年11月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約18分（500文字/分）
朗読目安時間	約30分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

下（おろ） 上（あ） 何（いず） 実物（もの） 閉（た） 嗄（しわが） 此（こ） 斯（こ） 懼（おそれ） 葉摺（はずれ） 凡（すべ） 其（そ） 猫婆（ねこばば） 欣（よろこ） 一入（ひとしお） 此方（こちら） 顰蹙（ひんしゅく） 流石（さすが） 漸（ようや） 濤（なみ） 爾後（じご） 顰（ひそ） 牝雞（めんどり） 状（さま） 独逸（ドイツ） 猥褻（わいせつ） 頗（すこぶ） 盗（と） 瞼（まぶた） 窶（やつ） 縋（すが） 髯面（ひげづら） 纜（ともづな） 莫迦（ばか） 雞（にわとり） 蓋（ふた） 請合（うけあ） 鎧戸（よろいど） 迂闊（うかつ） 基督（キリスト） 之（これ） 了（しま） 亘（わた） 亦（また） 何時（いつ） 偶々（たまたま） 傴僂（せむし） 凡（およ） 却（かえ） 可笑（おか） 呆気（あっけ） 咳（せき） 咽喉（のど） 噤（つぐ） 本物（ほんもの） 如何（いか） 威（おど） 宥（なだ） 尤（もっと） 屡々（しばしば） 工合（ぐあい） 年齢（とし） 拵（こしら） 故実（こじつ） 斡旋（あっせん） 斯（か） 曾（かつ） 本島（ほんとう）

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