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牝雞
ふりがな文庫
“牝雞”の読み方と例文
読み方
割合
めんどり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんどり
(逆引き)
椰子の葉の粗い編目の間から、一羽の
牝雞
(
めんどり
)
が首を出してククーと鳴いた。此の
雞
(
にわとり
)
を届けるように頼まれたのだという。
南島譚:03 雞
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
おつぎは
米俵
(
こめだはら
)
へ
登
(
のぼ
)
つて
其
(
その
)
上
(
うへ
)
に
低
(
ひく
)
く
釣
(
つ
)
つた
竹籃
(
たけかご
)
の
塒
(
とや
)
を
覗
(
のぞ
)
いた
時
(
とき
)
、
牝雞
(
めんどり
)
が一
羽
(
は
)
けたゝましく
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
して
後
(
うしろ
)
の
楢
(
なら
)
の
木
(
き
)
の
中
(
なか
)
へ
鳴
(
な
)
き
込
(
こ
)
んだ。
他
(
た
)
の
鷄
(
にはとり
)
も一しきり
共
(
とも
)
に
喧
(
やかま
)
しく
鳴
(
な
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
姿やさしき
牝雞
(
めんどり
)
の
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
牝雞(めんどり)の例文をもっと
(4作品)
見る
牝
漢検準1級
部首:⽜
6画
雞
部首:⾫
18画
“牝”で始まる語句
牝牛
牝
牝鶏
牝馬
牝鹿
牝犬
牝牡
牝猫
牝豹
牝豚
“牝雞”のふりがなが多い著者
長塚節
中島敦
島崎藤村