“鷄”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
とり52.3%
にはとり34.1%
かけ6.8%
にわとり4.5%
どり2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落葉やとりの糞で汚れた小庭へ下りて久し振りで築山へも登つたが、昔の庭下駄は歩きつけない足にも重くつて、きに息苦しくなつた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
重太郎兄さんは朝寢好きで、房松兄さんはにはとりのやう早起きで、一方は弱蟲で一方は巖乘で、一方は金づかひが荒くて、一方はケチで
かけのこゑうらめづらしとあらなくに大霜の今朝の野は澄みにける
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
代議士と選挙民とはにわとり孵化ふかされた家鴨あひるひなが水に入って帰らないように、たちまちに代議士は権力階級へ、選挙民は屈従階級へと分れて千里の距離を生じ
選挙に対する婦人の希望 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)