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牝鷄
ふりがな文庫
“牝鷄”のいろいろな読み方と例文
新字:
牝鶏
読み方
割合
めんどり
66.7%
ひんけい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんどり
(逆引き)
おつぎは
勘次
(
かんじ
)
の
居
(
ゐ
)
ない
時
(
とき
)
は
牝鷄
(
めんどり
)
が
消魂
(
けたゝま
)
しく
鳴
(
な
)
いて
出
(
で
)
れば
直
(
す
)
ぐに
塒
(
とや
)
を
覗
(
のぞ
)
いて
暖
(
あたゝ
)
かい
卵
(
たまご
)
の
一
(
ひと
)
つを
採
(
と
)
つて
卯平
(
うへい
)
の
筵
(
むしろ
)
へ
轉
(
ころ
)
がしてやることもあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其上
(
そのうへ
)
彼
(
かれ
)
は
一窓庵
(
いつさうあん
)
で
考
(
かんが
)
へつゞけに
考
(
かんが
)
へた
習慣
(
しふくわん
)
がまだ
全
(
まつた
)
く
拔
(
ぬ
)
け
切
(
き
)
らなかつた。
何所
(
どこ
)
かに
卵
(
たまご
)
を
抱
(
いだ
)
く
牝鷄
(
めんどり
)
の
樣
(
やう
)
な
心持
(
こゝろもち
)
が
殘
(
のこ
)
つて、
頭
(
あたま
)
が
平生
(
へいぜい
)
の
通
(
とほ
)
り
自由
(
じいう
)
に
働
(
はた
)
らかなかつた。
其癖
(
そのくせ
)
一方
(
いつぱう
)
では
坂井
(
さかゐ
)
の
事
(
こと
)
が
氣
(
き
)
に
掛
(
か
)
かつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
牝鷄(めんどり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひんけい
(逆引き)
既に久しく學校の宿直室を自分等の家として居るので、村費で雇はれた小使が
襁褓
(
おしめ
)
の洗濯まで其職務中に加へられ、
牝鷄
(
ひんけい
)
常に曉を報ずるといふ内情は、自分もよく知つて居る。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
牝鷄(ひんけい)の例文をもっと
(1作品)
見る
牝
漢検準1級
部首:⽜
6画
鷄
部首:⿃
21画
“牝”で始まる語句
牝牛
牝
牝鶏
牝馬
牝鹿
牝犬
牝牡
牝猫
牝豹
牝豚
“牝鷄”のふりがなが多い著者
長塚節
石川啄木
夏目漱石