“牝犬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めすいぬ50.0%
めいぬ41.7%
めす8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きな尨犬むくいぬの「熊」は、としをとった牝犬めすいぬだったが、主人の命で、鋭く吠えたてたので流石さすがの腕白連も、ひとたまりもなく逃げてしまった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
牝犬めいぬを追う牡犬おいぬのように、店中の若い者が遠慮も気兼も忘れて、ゾロゾロとついて歩いたと言うにとどめることにしましょう。
ノズドゥリョフの話では、それはもう盲らになっていて、間もなくくたばるに違いないけれど、二三年前までは実に素晴らしい牝犬めすだったとのこと。