“めいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牝犬45.5%
雌犬45.5%
雌狗9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てっきり殺されたのであろうと思うて居ると、村内唯一の牝犬めいぬもとに通うて、他の強い大勢の競争者に噛まれ、床の下に三日もぐり込んで居たのであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
つまの花瀬は最前より、物陰にありてくだんの様子を、残りなくながめゐしが。身は軟弱かよわ雌犬めいぬなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
ボードマン嬢は雌狗めいぬのやうに鼻を動かした。そして言つた。