“雌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めす64.3%
27.1%
めん4.3%
つま1.4%
フィメール1.4%
めんどり1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めすのほおじろは、うつぎのはなく、やぶのなかつくりました。そして、そのなかへ、かわいらしいたまごを三つとしたのです。
平原の木と鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「こないだからだいがのどにとげを立てて物が食べられないでこまっておりますが、ではきっとお話のつり針をのんでいるに相違ございません」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
それから回鶻ウイグル語の暗示に任かせ沙漠へ来たというものです。そして私はこの沙漠のめんの水晶球を手に入れました。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
つまの花瀬は最前より、物陰にありてくだんの様子を、残りなくながめゐしが。身は軟弱かよわ雌犬めいぬなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
「お前はそのフィメールに逢ったのか」
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
する者あれどおんみの絶技に比ぶべくもなしと褒めるに氣を得てやをんどりを見付てめんどりを呼ぶ聲怖しき物を見て叫ぶ聲などいろ/\の曲を盡す二人は興に入りいろ/\話かければ彼も鼻を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)