“雌伏”の読み方と例文
読み方割合
しふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただその中の一つのものが偶然の事情で最も強い型式を獲得したので、他のものは亡びたのでなく、皆その下に雌伏しふくしたのに過ぎぬ。
錯覚自我説 (新字新仮名) / 辻潤(著)
抜擢しようとすれば、教育界にもその他の社会にもそれだけの実力を抱きながら、空しく雌伏しふくしている人材は無数にあります。
三面一体の生活へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
それで長命の家筋などになると、女は人生の盛りの半分を、文字通りの雌伏しふくで暮し、ヒステリイにもなればまた妙な社会観を抱くことにもなるのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)