“雌鶏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めんどり95.2%
めす4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな時には彼女は自分の身を、鶏小屋に雄鶏おんどりがいないとやはり夜っぴて眠らずに心配しつづける雌鶏めんどりにひきくらべてみるのだった。
可愛い女 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
こんな所へ来て、こっそり髪をつくってもらうなんて、すごく汚らしい一羽の雌鶏めんどりみたいな気さえして来て、つくづくいまは後悔した。
女生徒 (新字新仮名) / 太宰治(著)
主人の小山不思議そうに「受精しない玉子とはどういうわけだ」中川「雄鶏おすと交尾しないで雌鶏めすばかりで産んだのさ」主人
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)