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雌
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つま
ふりがな文庫
“
雌
(
つま
)” の例文
雌
(
つま
)
の花瀬は最前より、物陰にありて
件
(
くだん
)
の様子を、残りなく
詠
(
なが
)
めゐしが。身は
軟弱
(
かよわ
)
き
雌犬
(
めいぬ
)
なり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
降り続く大雪に、
伯母
(
おば
)
に逢ひたる
心地
(
ここち
)
にや、月丸は
雌
(
つま
)
諸共
(
もろとも
)
に、奥なる広庭に戯れゐしが。折から裏の
窠宿
(
とや
)
の
方
(
かた
)
に当りて、鶏の叫ぶ声
切
(
しき
)
りなるに、
哮々
(
こうこう
)
と狐の声さへ聞えければ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
元より犬の
雌
(
つま
)
たる身の、たとひその身は
亡
(
ほろ
)
ぶとも、雄が危急を救ふべきは、いふまでもなき事にして、義を知る獣の本分なれば、妾とて心付かぬにはあらねど、
彼
(
かの
)
時命を惜みしは
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
“雌”の意味
《名詞》
(めす)性別において、卵や胎児を産む能力を有しているもの。
(出典:Wiktionary)
“雌”の解説
雌(メス、牝 en: Female)は、雄と対比される動物の性別。主に人間以外の動物を指す際に使われ、人間の女性に相当する。動物の中で、子供や卵を産む方を言う。記号として、手鏡をかたどったギリシャ文字「♀」が使われる。
(出典:Wikipedia)
雌
常用漢字
中学
部首:⾫
14画
“雌”を含む語句
雌雄
雌鳥
雌蕊
雌豹
雌鶏
雌猫
雌犬
雌蕋
雌花
雌雉
雄雌
雌針
雌伏
雌黄
雌蝶
雌阿寒
雌鹿
雌牛
雌蘂
雌波
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