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其癖
ふりがな文庫
“其癖”の読み方と例文
読み方
割合
そのくせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくせ
(逆引き)
餅菓子店
(
もちぐわしや
)
の
店
(
みせ
)
にツンと
濟
(
す
)
ましてる
婦人
(
をんな
)
なり。
生娘
(
きむすめ
)
の
袖
(
そで
)
誰
(
たれ
)
が
曳
(
ひ
)
いてか
雉子
(
きじ
)
の
聲
(
こゑ
)
で、ケンもほろゝの
無愛嬌者
(
ぶあいけうもの
)
、
其癖
(
そのくせ
)
甘
(
あま
)
いから
不思議
(
ふしぎ
)
だとさ。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
手に提げた水入れの石油缶が邪魔で仕方がない。
其癖
(
そのくせ
)
今朝からまだ一滴も口に入れないのだ。寒い位涼しいので水など少しも欲しくない。
奥秩父の山旅日記
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
其癖
(
そのくせ
)
私は祖母を小馬鹿にしていた。何となく奥底が
見透
(
みすか
)
されるから、祖母が何と言ったって、
些
(
ちッ
)
とも
可怕
(
こわ
)
くない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
其癖(そのくせ)の例文をもっと
(16作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其癖”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
二葉亭四迷
木暮理太郎
泉鏡花
アントン・チェーホフ
夏目漱石
国木田独歩