『奥秩父の山旅日記（おくちちぶのやまたびにっき）』

私が始めて秩父の山々から受けた最も強い印象は、其色彩の美しいこと及び其連嶺の長大なることであった。水蒸気の代りに絹針でも包んだような上州名物の涸風が、木の葉色づく十月の半過ぎから雪の白い越後界の山脈を超えて、収穫に忙しい人々の肌を刺すように …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「山岳」1916（大正5）年10月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約1時間9分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間55分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

縁（へ） 先（さっ） 明（あく） 留（どま） 反（かえっ） 止（とどま） 遥（よう） 燼（もえ） 扮（いでた） 留（とどま） 粧（よそ） 間（あい） 蹤（したが） 畔（ほと） 粧（よそおい） 揺（ゆる） 先（さ） 斯（かか） 決（きま） 別（わかれ） 勝（がち） 権（か） 可（か） 許（ばかり） 憧憬（あこが） 思（おもい） 復（ま） 鮮（あざやか） 至（いたっ） 振返（ふりか） 畔（あぜ） 濡（ぬら） 略（ほ） 薩張（さっぱり） 尻（し） 竜頭（りゅうかみ） 稍（や） 却（かえっ） 見分（みわけ） 眠（ねむり） 可（べ） 曰（い） 瞰下（みお） 慮（おもんばか） 慥（たしか） 考（かんがえ） 聚（あつま） 度（たび） 支（つか） 蔓（はびこ） 薄（すすき） 斯（こ） 尽（ことごと） 尚（な） 少許（すこしばかり） 宛（ずつ） 暗（やみ） 許（ばか） 大（おおい） 壮（さか） 均（なら） 嗾（けしか） 齎（もた） 砥（といし） 三頭（みとう） 矗々（ちくちく） 鼾声（かんせい） 燦（きら） 丹塗（にぬ） 主（あるじ） 燕（つばくろ） 動（やや） 劈（さ） 的（あて） 雁（がん） 人丈（ひとた） 点（とも） 顕（あらわ） 流（ながれ） 疾（はや） 疋（ひき） 僅（わずか） 罩（こ） 犇々（ひしひし） 維（つな） 絶巓（ぜってん） 現（うつつ） 終（つい） 素張（すば） 瑰美（かいび） 粧（よそお） 畢竟（ひっきょう） 睡（ねむ） 稗（ひえ） 相俟（あいま） 相応（ふさわ） 睜（みは） 確（たしか） 矢張（やは） 碌々（ろくろく）