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相俟
ふりがな文庫
“相俟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいま
88.9%
あひま
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいま
(逆引き)
彼
(
か
)
の
八
(
や
)
ツ
山
(
やま
)
の
沖
(
おき
)
に並んで泛ぶこれも無用なる
御台場
(
おだいば
)
と
相俟
(
あいま
)
って、いかにも過去った時代の遺物らしく放棄された悲しい趣を示している。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雪渓が幾条となく山肌に象眼されているので、頂上附近の高山性地貌と
相俟
(
あいま
)
って、一層崇高偉大なる感じを起さしめるのである。
白馬岳
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
相俟(あいま)の例文をもっと
(40作品)
見る
あひま
(逆引き)
彼
(
か
)
の
八
(
や
)
ツ
山
(
やま
)
の
沖
(
おき
)
に
並
(
なら
)
んで
泛
(
うか
)
ぶ
此
(
これ
)
も無用なる
御台場
(
おだいば
)
と
相俟
(
あひま
)
つて、いかにも
過去
(
すぎさ
)
つた時代の遺物らしく放棄された悲しい
趣
(
おもむき
)
を示してゐる。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
中央
(
ちうあう
)
及
(
および
)
地方
(
ちはう
)
の
財政
(
ざいせい
)
の
整理緊縮
(
せいりきんしゆく
)
、
國債
(
こくさい
)
の
整理
(
せいり
)
、
國民
(
こくみん
)
の
消費節約
(
せうひせつやく
)
とが
相俟
(
あひま
)
つて
其效果
(
そのかうくわ
)
が
最
(
もつと
)
も
能
(
よ
)
く
國際貸借
(
こくさいたいしやく
)
の
上
(
うへ
)
に
現
(
あらは
)
れたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
相俟(あひま)の例文をもっと
(5作品)
見る
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
俟
漢検1級
部首:⼈
9画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模
“相俟”のふりがなが多い著者
九鬼周造
橘外男
ヴィクトル・ユゴー
高浜虚子
木暮理太郎
島木健作
パウル・トーマス・マン
大阪圭吉
津田左右吉
作者不詳