“あひま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相俟45.5%
相間36.4%
合間9.1%
隙間9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中央ちうあうおよび地方ちはう財政ざいせい整理緊縮せいりきんしゆく國債こくさい整理せいり國民こくみん消費節約せうひせつやくとが相俟あひまつて其效果そのかうくわもつと國際貸借こくさいたいしやくうへあらはれたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
新聞や牛乳の配達をして相間あひまに勉強しやうてのは、(亀井君は現にやつておるが)、実は中々忙がしくて、片手間の勉強で成効しやうてのは百年黄河の澄むをまつやうなもんだ。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
まく合間あひまに縫子が代助の方をいて時々とき/″\妙な事をいた。何故なぜあの人はたらひで酒を飲むんだとか、何故なぜ坊さんが急に大将になれるんだとか、大抵説明の出来ない質問のみであつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
前夜ぜんやあめはれそら薄雲うすぐも隙間あひまから日影ひかげもれてはるものゝ梅雨つゆどきあらそはれず、天際てんさいおも雨雲あまぐもおほママかさなつてた。汽車きしや御丁寧ごていねい各驛かくえきひろつてゆく。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)