トップ
>
相間
>
あひま
ふりがな文庫
“
相間
(
あひま
)” の例文
三四郎は「偉大なる
暗闇
(
くらやみ
)
」が気にかかるので、
帳面
(
ノート
)
の
傍
(
わき
)
に文芸時評を
開
(
あ
)
けた儘、筆記の
相間
(
あひま
)
々々に、先生に知れない様に読み出した。先生は幸ひ近眼である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
新聞や牛乳の配達をして
相間
(
あひま
)
に勉強しやうてのは、(亀井君は現にやつておるが
子
)、実は中々忙がしくて、片手間の勉強で成効しやうてのは百年黄河の澄むを
待
(
まつ
)
やうなもんだ。
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
永遠の
夜氣
(
やき
)
はその
相間
(
あひま
)
にしんとした闇をたどり
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
さうして、
嫂
(
あによめ
)
は
幕
(
まく
)
の
相間
(
あひま
)
に
話
(
はな
)
し相手が
欲
(
ほし
)
いのと、
夫
(
それ
)
からいざと云ふ
時
(
とき
)
に、
色々
(
いろ/\
)
用を云ひ付けたいものだから、わざ/\自分を呼び
寄
(
よ
)
せたに違ないと解釈した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模