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蹤
ふりがな文庫
“蹤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
77.1%
あと
16.9%
お
2.4%
あしあと
1.2%
したが
1.2%
つけ
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
「此処だということがどうしてわかった……」「おあとから
蹤
(
つ
)
いてまいりました、たぶん此処へいらっしゃるのだと思いまして……」
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
蹤(つ)の例文をもっと
(50作品+)
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あと
(逆引き)
僕等はたとひ意識しないにもせよ、いつか前人の
蹤
(
あと
)
を追つてゐる。僕等の独創と呼ぶものは僅かに前人の蹤を脱したのに過ぎない。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蹤(あと)の例文をもっと
(14作品)
見る
お
(逆引き)
今にして思へば政海の波浪は
自
(
おのづ
)
から高く自から
卑
(
ひく
)
く、虚名を貪り俗情に
蹤
(
お
)
はるゝの人には
棹
(
さを
)
を
役
(
つか
)
ひ、
橈
(
かい
)
を用ゆるのおもしろみあるべきも
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
蹤(お)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
あしあと
(逆引き)
微細の
蹤
(
あしあと
)
を認め音響を聞き分くるといえるは、牝犬が牡よりは細心甚だしく、盗人
防禦
(
ぼうぎょ
)
にもっとも適すると同義らしいが、牡馬もまたかかる能あるはほぼ前に述べた。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蹤(あしあと)の例文をもっと
(1作品)
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したが
(逆引き)
道に
蹤
(
したが
)
いて南に行き、三ノ瀬へ下る処から東に折れて、下り気味に三町も行くと、平な稍や広い笹原の鞍部が竜バミ谷に向って、豁然と開けている。下の方に落葉松の林なども見える。
奥秩父の山旅日記
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
蹤(したが)の例文をもっと
(1作品)
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つけ
(逆引き)
フト見るとエリスと同年輩程の、服装の余り上等でない女が、二人の後を見え隠れに
蹤
(
つけ
)
てゆくのであった。林は激しい人込の中で、いつか女を見失って了った。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
蹤(つけ)の例文をもっと
(1作品)
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蹤
漢検1級
部首:⾜
18画
“蹤”を含む語句
蹤跡
先蹤
追蹤
前蹤
後蹤
游蹤
血蹤
踪蹤
蹤蹈
蹤蹟
遊蹤
遺蹤
“蹤”のふりがなが多い著者
近松秋江
下村湖人
北原白秋
徳永直
長谷川伸
小栗虫太郎
南方熊楠
直木三十五
アントン・チェーホフ
薄田泣菫