“砥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
90.4%
といし7.7%
1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正宗をぎにやったのをなまくらにして返して、これでも切れると云って平気でいるのは、少しおかしいと云わなければならない。
ラジオ雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
又は茶色に変色した虐待致死の瘢痕はんこんといしの粉でおおうて、皮膚の皺や、繃帯のあとを押し伸ばし押し伸ばしお白粉しろいを施して行く手際なぞは、実に驚くべきもので、多分遊廓の遣手婆やりてばば
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
洋傘直しは引き出しからあわを出し一寸ちょっと水をかけ黒いなめらかな石でしずかにりはじめます。それからパチッと石をとります。
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)