“均”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひと44.3%
なら32.0%
16.5%
きん2.1%
ひとし2.1%
2.1%
あまね1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏路地佗住居ずる処あらばまた全く画興詩情なしといふべからず、金殿玉楼も心なくんば春花秋月なほ瓦礫しかるべし。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「もう一つ、梅の木の下が、あちこち、土の新らしくなつて居るのは何んでせう、掘り散らして、あとで土をしたやうだが」
石をらして平坦にしたところがあって、燃え残りの偃松が、半分炭になって、散らばっていたが、木材は求められなかった。
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
孔明は、弟のを励ましつつ、みじめな敗兵と一緒に逃げあるいた。——叔母も身寄りもみな殺されて知らない顔の兵ばかりだった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雪下なるは、る雪家をて雪と屋上になり、のとるべき処なく、暗夜のごとく燈火して家の内は夜昼をわかたず。
豊富な語彙を覚えて、その口の利き方は知性的なこの少年の顔とり合って、物ごとを持って廻る言い振りをしながらその間に巧に始末をつける智恵者の面影を見せて来ました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
家主、職は柱下に在りとも、心は山中に住むが如し。官爵は運命に任す、天の工し矣。寿夭乾坤に付す、ることや久し焉。と内力少し気燄を揚げて居るのも、ウソでは無いから憎まれぬ。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)