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均
ふりがな文庫
“均”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひと
43.4%
なら
32.3%
な
17.2%
きん
2.0%
ひとし
2.0%
つ
2.0%
あまね
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと
(逆引き)
裏路地
(
うらろじ
)
の
佗住居
(
わびずまい
)
も
自
(
みずか
)
ら
安
(
やすん
)
ずる処あらばまた全く画興詩情なしといふべからず、金殿玉楼も心なくんば春花秋月なほ
瓦礫
(
がれき
)
に
均
(
ひと
)
しかるべし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
均(ひと)の例文をもっと
(43作品)
見る
なら
(逆引き)
「もう一つ、梅の木の下が、あちこち、土の新らしくなつて居るのは何んでせう、掘り散らして、あとで土を
均
(
なら
)
したやうだが」
銭形平次捕物控:284 白梅の精
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
均(なら)の例文をもっと
(32作品)
見る
な
(逆引き)
石を
均
(
な
)
らして平坦にしたところがあって、燃え残りの偃松が、半分炭になって、散らばっていたが、木材は求められなかった。
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
均(な)の例文をもっと
(17作品)
見る
▼ すべて表示
きん
(逆引き)
孔明は、弟の
均
(
きん
)
を励ましつつ、みじめな敗兵と一緒に逃げあるいた。——叔母も身寄りもみな殺されて知らない顔の兵ばかりだった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
均(きん)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひとし
(逆引き)
雪下
(
ゆきふる
)
事
盛
(
さかん
)
なる
時
(
とき
)
は、
積
(
つも
)
る雪家を
埋
(
うづめ
)
て雪と
屋上
(
やね
)
と
均
(
ひとし
)
く
平
(
たひら
)
になり、
明
(
あかり
)
のとるべき処なく、
昼
(
ひる
)
も
暗夜
(
あんや
)
のごとく
燈火
(
ともしび
)
を
照
(
てら
)
して家の内は
夜昼
(
よるひる
)
をわかたず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
均(ひとし)の例文をもっと
(2作品)
見る
つ
(逆引き)
豊富な
語彙
(
ごい
)
を覚えて、その口の利き方は知性的なこの少年の顔と
均
(
つ
)
り合って、物ごとを持って廻る言い振りをしながらその間に巧に始末をつける智恵者の面影を見せて来ました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
均(つ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あまね
(逆引き)
家主、職は柱下に在りと
雖
(
いえど
)
も、心は山中に住むが如し。官爵は運命に任す、天の工
均
(
あまね
)
し矣。
寿夭
(
じゅよう
)
は
乾坤
(
けんこん
)
に付す、
丘
(
きゅう
)
の
祷
(
いの
)
ることや久し焉。と内力少し
気燄
(
きえん
)
を揚げて居るのも、ウソでは無いから憎まれぬ。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
均(あまね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“均”の意味
《名詞》
(きん) 中国の音楽理論で、音階の第一音の高さを示す語。
(出典:Wiktionary)
均
常用漢字
小5
部首:⼟
7画
“均”を含む語句
平均
均衡
均斉
均整
地均
均霑
諸葛均
均齊
御均等
平均流通高
平均温度
平均速力
平均速度二十六浬
張均
子均
法均
淑均
灰均
至於才力之均敵
芦田均
...
“均”のふりがなが多い著者
小島烏水
南方熊楠
木暮理太郎
江見水蔭
徳田秋声
上司小剣
木下尚江
小栗虫太郎
内村鑑三
中里介山