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佗住居
ふりがな文庫
“佗住居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わびずまい
85.7%
わびずまひ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わびずまい
(逆引き)
裏路地
(
うらろじ
)
の
佗住居
(
わびずまい
)
も
自
(
みずか
)
ら
安
(
やすん
)
ずる処あらばまた全く画興詩情なしといふべからず、金殿玉楼も心なくんば春花秋月なほ
瓦礫
(
がれき
)
に
均
(
ひと
)
しかるべし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
落城後
(
らくじょうご
)
私
(
わたくし
)
があの
諸磯
(
もろいそ
)
の
海辺
(
うみべ
)
に
佗住居
(
わびずまい
)
をして
居
(
い
)
た
時分
(
じぶん
)
などは、
何度
(
なんど
)
も
何度
(
なんど
)
も
訪
(
おとず
)
れて
来
(
き
)
て、
何
(
なに
)
かと
私
(
わたくし
)
に
力
(
ちから
)
をつけてくれました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
佗住居(わびずまい)の例文をもっと
(12作品)
見る
わびずまひ
(逆引き)
潜門
(
くゞりもん
)
の
板屋根
(
いたやね
)
には
痩
(
や
)
せた
柳
(
やなぎ
)
が
辛
(
から
)
くも
若芽
(
わかめ
)
の緑をつけた枝を
垂
(
たら
)
してゐる。冬の
昼過
(
ひるす
)
ぎ
窃
(
ひそ
)
かに
米八
(
よねはち
)
が病気の
丹次郎
(
たんじらう
)
をおとづれたのもかゝる
佗住居
(
わびずまひ
)
の
戸口
(
とぐち
)
であつたらう。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
路地は其等の浮世絵に見る如く今も昔と変りなく細民の棲息する処、日の当つた表通からは見る事の出来ない
種々
(
さま/″\
)
なる生活が潜みかくれてゐる。
佗住居
(
わびずまひ
)
の
果敢
(
はかな
)
さもある。隠棲の平和もある。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
佗住居(わびずまひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
佗
漢検1級
部首:⼈
7画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
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