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佗住
ふりがな文庫
“佗住”の読み方と例文
読み方
割合
わびずま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わびずま
(逆引き)
是非もなく旧句をおもい
出
(
いだ
)
して
責
(
せめ
)
ふさぐことも、やがて
度重
(
たびかさな
)
るにつれ、過ぎにし年月、下町のかなたこなたに
佗住
(
わびずま
)
いして、朝夕の湯帰りに見てすぎし町のさま
自選 荷風百句
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
震災後ずっと田端の坂の下の小家におじとおばと二人きりで
佗住
(
わびずま
)
いをしている方へまわった。
花を持てる女
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
私の意識上の人生は、突然私の父があらわれて、そんな
佗住
(
わびずま
)
いをしていた母や私を迎えることになった、
曳舟通
(
ひきふねどお
)
りに近い、或る狭い路地の奥の、新しい家のなかでようやく始っている。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
佗住(わびずま)の例文をもっと
(3作品)
見る
佗
漢検1級
部首:⼈
7画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
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佗住居
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