“鵜住居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うのすまい66.7%
うのずまい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩手県鵜住居うのすまい小学校の報告によると、二月半ばごろから鼠がいなくなって、二月初めについた餅は少しも鼠にかじられなかったそうである。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)
鵜住居うのすまいの浄楽寺は陰鬱なる口碑に富んだ寺だそうなが、自分は偶然その本堂の前に立って、しおらしいこの土地の風習を見た。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あまり幹がりっぱなのでそれで一個の丸木舟を造り鵜住居うのずまい湾に浮かべたが非常に重いので、うまく使用に堪えぬままに片岸かたきし浜というに繋ぎおいたが
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)