“鵜沼”の読み方と例文
読み方割合
うぬま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中仙道は美濃の鵜沼うぬま駅から北へ三里、武儀むぎ志津野しづのという町で、村続きの林を伐ったときに、これは山というほどのところでもなく
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
鵜沼うぬまから洲股へ、知らせが届いた。藤吉郎は、彦右衛門のほか、気のゆるせる部下を、わずか十名ばかり連れて、指定の場所まで赴いた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東山道軍御本陣の執事から出た順路の日取りによると、二月二十三日は美濃の鵜沼うぬま宿お休み、太田宿お泊まりとある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)