“鵜沼宿”の読み方と例文
読み方割合
うぬましゅく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順路の日割によると、二十七日、鵜沼宿うぬましゅく御昼食、太田宿お泊まりとある。馬籠へは行列拝見の客が山口村からも飯田いいだ方面からも入り込んで来て、いずれも宮様の御一行を待ち受けた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
美濃の方じゃ、お前、伊勢路いせじからも人足を許されて、もう触れ当てに出かけたものもあるというよ。美濃の鵜沼宿うぬましゅくから信州本山もとやままで、どうしても人足は通しにするよりほかに方法がない。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)