“山住居”の読み方と例文
読み方割合
やまずまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山住居やまずまいして、一時行いすましていた神尾主膳は、ここで、境遇の変ると共に、また心持までも逆転したのは浅ましいことです。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そして、昼は馬方になって宿からこの大妻籠を帳場として稼ぎ、夜は、里から買って来た食べ物などをもたらして新九郎と一緒に山住居やまずまいをして来たのである。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なぜ山住居やまずまいをせらるる、と聞く間もなしに慰めたんです。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)