トップ
>
気燄
ふりがな文庫
“気燄”の読み方と例文
旧字:
氣燄
読み方
割合
きえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きえん
(逆引き)
あまり
気燄
(
きえん
)
が高かった時、代助が、文学者も恐露病に
罹
(
かか
)
ってるうちはまだ駄目だ。一旦日露戦争を経過したものでないと話せないと
冷評
(
ひやかし
)
返した事がある。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
原稿料を手に入れた時だけ、急に下宿の飯を
不味
(
まず
)
がって、晩飯には近所の
西洋料理店
(
レストーラント
)
へ行き、髭の先に
麦酒
(
ビヤー
)
の泡を着けて、万丈の
気燄
(
きえん
)
を吐いていたのだから
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
彼等はそれぞれ郷党に根を張って民間の不平分子に反政府の
気燄
(
きえん
)
を養わしめ、ついで民権運動が燎原の火のごとく拡がっていよいよその気勢を激越ならしめた。
渡良瀬川
(新字新仮名)
/
大鹿卓
(著)
気燄(きえん)の例文をもっと
(14作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
燄
部首:⽕
16画
“気燄”で始まる語句
気燄家
検索の候補
大気燄
気燄家
汗気燄
“気燄”のふりがなが多い著者
大鹿卓
夏目漱石
二葉亭四迷
伊藤左千夫
国木田独歩
幸田露伴
永井荷風