“大気燄”の読み方と例文
読み方割合
だいきえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうも西洋料理へ這入はいる気がしないと云うような大気燄だいきえんで——全体あのかたは洋行なすった事があるのですかな
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大気燄だいきえんじゃ。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
自分ではこれほどの見識家はまたとあるまいと思うていたが、先達せんだってカーテル・ムルと云う見ず知らずの同族が突然大気燄だいきえんげたので、ちょっと吃驚びっくりした。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)