“氣燄”の読み方と例文
新字:気燄
読み方割合
きえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
華文家はまことの思索家の言葉には含蓄多くして修飾少きを、乾燥なりと笑ひ、氣燄きえんなしと嘲りて、おのれが音節をとゝのへ、誇張を事としたる文の中に、果敢はかなき思想を包みたるを恥とせず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)