“罩”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
88.0%
こも9.7%
たちこ1.1%
つつ0.6%
つゝ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“罩”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション26.5%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本21.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この時は午前の四時少し過ぎ、東の空はようやく白んで来たようだが、濃霧は四方を立てめて、どこの山の姿も分らない。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
膝を掴む大次郎の手が、悲憤の思い出にわなわなと打ちふるえるのを、法外は温みのもった、だが、きっとした低声こえで、
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それに、昼間から夜に移ろうとする夕靄、こもって段々高まって来る雑音、人間の引潮時の間に、この街上を眺めているのは面白かった。
粗末な花束 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
崩壊した物質の堆積たいせきの下や、割れたコンクリートのくぼみには死の異臭がこもっていた。
鎮魂歌 (新字新仮名) / 原民喜(著)
父親の膝の上に——眠元朗はその娘の髪の上に自分の手を置いて、悲しげに桃花村をたちこめている紅霞をながめた。
みずうみ (新字新仮名) / 室生犀星(著)
そとは深々としたしぐれがたちこめるように降りつづいていた。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
暗い霧がすぐに広間をつつむ。その霧は6440
此よりサンタガタまでは、まだ若干の路程あるに、やみは漸く我等の車をつゝまんとす。