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たちこ
ふりがな文庫
“たちこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
立罩
48.3%
立籠
34.5%
罩
6.9%
建込
3.4%
立込
3.4%
翔込
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立罩
(逆引き)
あたりに鬱蒼と
立罩
(
たちこ
)
める松、杉、櫟、桜、そのほか様々な木々は、それぞれに思いのままに幹を伸ばし、枝を張り、葉をつけて空を覆っていた。
植物人間
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
たちこ(立罩)の例文をもっと
(14作品)
見る
立籠
(逆引き)
長い橋の中ほどに立って眺望を
恣
(
ほしいまま
)
にすると、対岸にも同じような水門があって、その重い扉を支える石造の塔が、折から
立籠
(
たちこ
)
める
夕靄
(
ゆうもや
)
の空にさびしく
聳
(
そび
)
えている。
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たちこ(立籠)の例文をもっと
(10作品)
見る
罩
(逆引き)
そとは深々としたしぐれが
罩
(
たちこ
)
めるように降りつづいていた。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
たちこ(罩)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
建込
(逆引き)
建込
(
たちこ
)
んだ家の屋根には
一昨日
(
おととい
)
の雪がそのまま残っているので路地へさし込む寒月の光は
眩
(
まぶ
)
しいほどに明るく思われたのである。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
すぐに窓の雨戸を明けかけたが、
建込
(
たちこ
)
んだ
路地
(
ろじ
)
の家の屋根一面
降積
(
ふりつも
)
った雪の上に日影と青空とがきらきら照輝くので
暫
(
しばら
)
く目をつぶって立ちすくむと、下の方から女の声で
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たちこ(建込)の例文をもっと
(1作品)
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立込
(逆引き)
例えばキス釣なんぞというのは
立込
(
たちこ
)
みといって水の中へ入っていたり、あるいは
脚榻釣
(
きゃたつつり
)
といって高い脚榻を海の中へ立て、その上に
上
(
あが
)
って釣るので、魚のお通りを待っているのですから
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
たちこ(立込)の例文をもっと
(1作品)
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翔込
(逆引き)
いまの並べた傘の小間
隙間
(
すきま
)
へ、柳を透いて日のさすのが、銀の
色紙
(
しきし
)
を拡げたような処へ、お前さんのその花についていたろう、蝶が二つ、あの店へ
翔込
(
たちこ
)
んで、傘の上へ舞ったのが、雪の牡丹へ
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たちこ(翔込)の例文をもっと
(1作品)
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