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『火を喰つた鴉』
ふりがな文庫
『
火を喰つた鴉
(
ひをくったからす
)
』
西蔵は世界の屋根といはれてゐるほどで、国全体が高い山々の連りだ。その山々の中でも群を抜いて高く、西蔵の屋根ともいはれるのが、印度との国境に跨るヱヴェレスト山である。その頂上には古い昔から、大理石のやうに硬くて真白な雪が凍りついてゐて、壁のや …
著者
逸見猶吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
葬
(
ほほむ
)
着
(
お
)
遅
(
をそ
)
上流
(
じようりう
)
真向
(
まつこう
)
上
(
うへ
)
群
(
ぐん
)
前
(
まへ
)
聲
(
こえ
)
凍
(
こほ
)
小
(
ちひ
)
帰
(
かへ
)
急
(
きふ
)
憐
(
あは
)
大河
(
たいか
)
大
(
おほ
)
方
(
はう
)
最中
(
さいちう
)
来
(
く
)
国境
(
こくきやう
)
味
(
あぢ
)
翌朝
(
よくてう
)
出発
(
しゆつぱつ
)
冷
(
つめた
)
上
(
うえ
)
顔
(
かほ
)
両方
(
りやうほう
)
頂上
(
てうじやう
)
廻
(
まは
)
何
(
なに
)
位
(
ぐらゐ
)
好
(
す
)
初
(
はじ
)
速
(
はや
)
失
(
うしな
)
連
(
つらな
)
戯談
(
じやうだん
)
饒舌
(
しやべ
)
墜
(
を
)
来
(
こ
)
煽
(
あふ
)
湿
(
うる
)
渦巻
(
うづま
)
起
(
おこ
)
喰
(
た
)
正直
(
しやうじき
)
正気
(
しやうき
)
楽
(
らく
)
氷
(
こほり
)
一々
(
いちいち
)
山
(
ざん
)
岩角
(
いはかど
)
點
(
てん
)
年
(
ねん
)
度
(
たび
)
弱
(
よは
)
怒
(
いか
)
鳴
(
なら
)
悔
(
く
)
打
(
う
)
顔付
(
かほつき
)
方
(
ほう
)
旨味
(
うま
)
昨夜
(
ゆふべ
)
頭
(
あたま
)
有名
(
いうめい
)
来
(
き
)
柄
(
がら
)
続
(
つづ
)
谷間
(
たにま
)
調子
(
てうし
)
誰
(
だれ
)
話
(
はな
)
触
(
ふ
)
見廻
(
みまは
)
跨
(
またが
)
薄暗
(
うすくら
)
若
(
わか
)
腹
(
はら
)
辺
(
へん
)
返
(
かへ
)
羽
(
は
)
遠
(
とほ
)
縮
(
ちぢ
)
真白
(
ましろ
)
欺
(
だま
)
気持
(
きもち
)
音
(
おと
)
猟師
(
れふし
)
癪
(
しやく
)
相手
(
あひて
)
雷
(
かみなり
)
硬
(
かた
)
筈
(
はづ
)
突然
(
とつぜん
)
稀薄
(
うす
)
眩
(
くら
)
真赤
(
まつか
)
様子
(
やうす
)
邪魔
(
じやま
)