“戯談”のいろいろな読み方と例文
旧字:戲談
読み方(ふりがな)割合
じょうだん57.1%
じようだん19.0%
じやうだん15.1%
ぜうだん6.3%
いたずら0.8%
からか0.8%
ジョウク0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“戯談”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲5.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
あすこのかかあは子種をよそからもらってでもいるんだろうと農場の若い者などが寄ると戯談じょうだんを言い合った。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「それは戯談じょうだんだがネ、芝居はマア芝居として、どうです、明後日あさって団子坂だんござかへ菊見という奴は」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「皆なと一処に芝居へ行きました。いくら起してもあんたは起きないんですもの。八時過ぎですぜ、戯談じようだんぢやない。」
F村での春 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
妻 戯談じようだんおつしやい。下宿人をおいてるつていふのは、誰のためなんです。あたしのためばかりぢやありませんよ。
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
さういふ中で、年も年でございましたけれど、わたくしだけには、誰一人、戯談じやうだんを云ひかけるものもございませんでした。
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
——戯談じやうだんは別として、ラウちやんは、ほんとに行つてしまつたのかなあ……。あの、お得意の鼻唄が、まだ耳に残つてるわ。
モノロオグ (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「たつた一本の葉巻シガアだつて。戯談ぜうだん言つちやいけない、戦争が始まつてから今日までもう幾年になると思つてるのだい。」
何處どこらかあるいてたとえてあしほこりだらけだと」二三にんこゑ戯談ぜうだんかへした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それにあれほど厳重になって居りますので、そんなことの出来るはずもないとは存じますが——、また戯談いたずらにそんなことをわざわざ申して来る人もあるまいと思いますので、念のため、お参りにいらして下すった方々の事を詮議してみましたが、その中にちょっと妙に思われる方が一人ございました。
情鬼 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
それをお雪は屡〻言って、「あなたは空想家だ。小栗風葉の書いた欽哉きんやにそっくりだ。」と、戯談からかうように「欽哉々々。」と言っては、「そんな目算あても無いことばかり考えていないで、もっと手近なことを、さっ/\とさいな!」と、たしなめたしなめした。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
が、船橋ブリッジ上の高級船員の間には、戯談ジョウクも幻想もない。
運命のSOS (新字新仮名) / 牧逸馬(著)