“たはぶれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
20.0%
戯談20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我等はほかの路を歩みて汝等より少しく先に來れるのみ、その路のいとあらく且つかたきにくらぶれば今よりこゝを登らんは唯たはぶれの如くなるべし。 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「方怕芳縁相結得、鮮花香裡不帰来」は、たはぶれと称すと雖も、実は規であらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かゞめて歩行あるきながら三五郎に向ひ我等近頃𬏣癪せんしやくにて折々難澁なんじふ致すなりと申ければ三五郎聞て夫は彼の大津屋へ入夫にふふまゐつてより金がたまりし故にこしひえるのんなんど戯談たはぶれつゝ先へ行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)