“見廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みまわ58.7%
みまは29.8%
みま6.7%
みめぐ3.8%
まわ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今まで無邪気に天空で戯れていた少年が人のいない周囲を見廻(みまわ)し、ふと下を覗(のぞ)いたときの、泣きだしそうな孤独な恐怖が洩(も)れていた。
微笑 (新字新仮名) / 横光利一(著)
『皆(みな)さん!』と云(い)つて愛(あい)ちやんは、尚(な)ほ續(つゞ)けやうとして氣遣(きづか)はしげに身(み)の周(まは)りを見廻(みまは)し、『さア、これで解散(かいさん)しやうぢやありませんか!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
手燭に照して見廻(みま)わせば、地に帰しけん天に朝しけん、よもやよもやと思いたる下枝は消えてあらざりけり。得三は顛倒(てんどう)して血眼(ちまなこ)になりぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
贋探偵の銀平が出去(いでさ)りたる後、得右衛門はなお不審晴れ遣らねば、室(いま)の内を見廻(みめぐ)るに、畳に附たる血の痕(あと)あり。一箇処のみか二三箇処。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、母親(ははおや)が教(おし)えました。するとみんな一生懸命(いっしょうけんめい)、グワッ、グワッと真似(まね)をして、それから、あたりの青(あお)い大(おお)きな葉(は)を見廻(まわ)すのでした。