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にはとり
ふりがな文庫
“にはとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ニハトリ
語句
割合
鷄
41.7%
鶏
25.0%
雞
13.9%
庭鳥
11.1%
家禽
2.8%
雛
2.8%
鶏鳥
2.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鷄
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
勘次
(
かんじ
)
との
間
(
あひだ
)
は
豫期
(
よき
)
して
居
(
ゐ
)
た
如
(
ごと
)
く
冷
(
ひやゝ
)
がではあつたが、
丁度
(
ちやうど
)
落付
(
おちつ
)
かない
藁屑
(
わらくづ
)
を
足
(
あし
)
で
掻
(
か
)
つ
拂
(
ぱ
)
いては
鷄
(
にはとり
)
が
到頭
(
たうとう
)
其
(
そ
)
の
巣
(
す
)
を
作
(
つく
)
るやうに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
にはとり(鷄)の例文をもっと
(15作品)
見る
鶏
(逆引き)
此頃
(
このごろ
)
の
空癖
(
そらくせ
)
で空は低く
鼠色
(
ねずみいろ
)
に
曇
(
くも
)
り、あたりの
樹木
(
じゆもく
)
からは
虫噛
(
むしば
)
んだ青いまゝの
木葉
(
このは
)
が絶え間なく落ちる。
烏
(
からす
)
や
鶏
(
にはとり
)
の
啼声
(
なきごゑ
)
鳩
(
はと
)
の
羽音
(
はおと
)
が
爽
(
さはや
)
かに力強く
聞
(
きこ
)
える。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
にはとり(鶏)の例文をもっと
(9作品)
見る
雞
(逆引き)
金の卵を産む
雞
(
にはとり
)
を持つてゐるものは、何よりもまづその卵の
数
(
すう
)
を控へ目にさせなければと
古
(
むかし
)
の人も言つてゐた。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
にはとり(雞)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
庭鳥
(逆引き)
「そりやア、まことに御結構——お鳥さんのではなく、
庭鳥
(
にはとり
)
の聲です」
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
にはとり(庭鳥)の例文をもっと
(4作品)
見る
家禽
(逆引き)
俺が朋輩の
家禽
(
にはとり
)
や
牛馬
(
うしうま
)
の
夥伴
(
なかま
)
では、日本産でも純粋種は
大切
(
だいじ
)
にして雑種は
賤
(
いやし
)
んでおるさうだ。
夫
(
それ
)
が
当然
(
あたりまへ
)
の筈だのに、犬だけは雑種までが毛唐臭い顔付をしてけつかるは怪しからん咄だ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
にはとり(家禽)の例文をもっと
(1作品)
見る
雛
(逆引き)
屋根が低くて広く見える
街路
(
みち
)
には、
西並
(
にしなみ
)
の家の影が疎な鋸の歯の様に落ちて、処々に馬を
脱
(
はづ
)
した荷馬車が片寄せてある。
雛
(
にはとり
)
が
幾群
(
いくむれ
)
も幾群も、其下に出つ入りつ
零
(
こぼ
)
れた米を
土埃
(
ほこり
)
の中に
猟
(
あさ
)
つてゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
にはとり(雛)の例文をもっと
(1作品)
見る
鶏鳥
(逆引き)
へえゝ豆をやるのは
是
(
これ
)
ですか……
鳩
(
はと
)
がお
辞儀
(
じぎ
)
をして
居
(
ゐ
)
ますよ。近「なに豆を
喰
(
く
)
つてゐるんだ。梅「
異
(
ちが
)
つたのが
居
(
を
)
りますね、
頭
(
あたま
)
の
赤
(
あか
)
い。近「あれは
鶏鳥
(
にはとり
)
だ……ま
此方
(
こつち
)
へお
出
(
い
)
で、こゝがお
堂
(
だう
)
だ。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
にはとり(鶏鳥)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
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どり
とり
かけ
くだかけ
ひよ
いへとり
いへどり
しわ
ひいな