“烏”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
からす95.7%
がらす1.8%
1.2%
いづ0.6%
コルポオ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“烏”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語13.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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その一本はほとんど枯れ掛かって、上の方には丸裸の骨ばかり残った所に、夕方になるとからすが沢山集まって鳴いていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「どうも私は鳥の中に、猫がはひってゐるやうに聴いたよ。たしか夜鷹よだかもさう云ったし、からすも云ってゐたやうだよ。」
林の底 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
夜明よあがらすの声と暁の風とで、ふと気がついた机竜之助は、自分の身が、とある小川の流れに近く、篠藪ささやぶの中に横たわっていることを知った。
「かわいいかわいいと啼くがらすそろ
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
名称は、名づけて金丸と申します。私の不断の研究の結果に依つて製法を見出しました。即ち、巴豆の細末と大黄の一両宛に鍋臍灰を混じて、是を白馬の尿と、さうして、未だ地上の何物にも触れぬ前の天の雨水を層雲の彼方で受けた無根水とをもつて練り固めるので御坐います。
毒気 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
いえ/\、その処方なるものが非常に難しいので、一粒はよく不治の難病を治し二粒は以て悪鬼を殺し三粒は即ち天の雲を掌に呼んで飛雲に駆ることが出来得るところの名薬には相違御座いませんが、材料を得るのにちよつと骨が折れるのです、実は金丸と称するもので御座いまして、巴豆の細末と大黄の一両宛に鍋臍カサイ灰を混じて、是を白馬の尿いばりと、さうして、未だ地上の何物にも触れぬ天の雨水を層雲の上で受けた無根水とで練り固めるので御座います。
闘戦勝仏 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
但だ克伐こくばつ怨欲えんよく雲霧うんむ四塞しそくせば、此のれいいづくに在る。
幾たびかの危難ののち、ようやく『コルポオ』の岩地がらばにたどり着き、その頂きに登ったところで、アルプスの山々は薄い朝霧の中で明け始めた。
三人は『コルポオ』の頂きで手の込んだ朝食をすませ、山稜に沿って南へ『烏の嘴ベック・ア・コルポオ』までくだり、タッコンナの氷河を渡って、いよいよそこからグラン・ミューレの大難場、氷の絶壁へととりかかる。