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からす
ふりがな文庫
“からす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鴉
54.6%
烏
44.5%
辛過
0.2%
鵶
0.2%
鹹過
0.2%
鹹酸
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴉
(逆引き)
おれは佐々木小次郎だと、頻りに見得を切っていたが、もう相手はひとりもいないし、暮れてきた夜空には、
鴉
(
からす
)
も啼いていなかった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
からす(鴉)の例文をもっと
(50作品+)
見る
烏
(逆引き)
尾を振ってグウグウ唸って友を呼でいるのではないか。犬すらそうだ。また
烏合
(
うごう
)
という文字がある。
烏
(
からす
)
もお友達を求め歩いている。
イエスキリストの友誼
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
からす(烏)の例文をもっと
(50作品+)
見る
辛過
(逆引き)
はい
旦那様
(
だんなさま
)
私
(
わたくし
)
も、
賓客
(
きやく
)
を
招
(
よ
)
ぶ
時
(
とき
)
には
八百膳
(
やほぜん
)
の
仕出
(
しだし
)
を
取寄
(
とりよ
)
せまして、
今日
(
けふ
)
の
向付肴
(
むかうづけ
)
が
甘酢
(
あまず
)
の
加減
(
かげん
)
が
甘味過
(
あます
)
ぎたとか、
汁
(
しる
)
が
濃過
(
こす
)
ぎたとか、
溜漬
(
たまりづけ
)
が
辛過
(
からす
)
ぎたとか
小言
(
こごと
)
を
云
(
い
)
つた
身分
(
みぶん
)
でございますが
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
からす(辛過)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
鵶
(逆引き)
小心な
鵶
(
からす
)
が重そうに羽ばたきをして、烈しく風を切りながら、頭上を高く飛び過ぎたが、フト首を回らして、横目で自分をにらめて、きゅうに飛び上ッて、声をちぎるように
啼
(
な
)
きわたりながら
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
からす(鵶)の例文をもっと
(1作品)
見る
鹹過
(逆引き)
吸物の淡いのは食塩を加えて直ぐに味を直せますけれども
鹹過
(
からす
)
ぎたのへお湯を注すとまるで味が抜けてしまいます。
鹹
(
から
)
い田舎味噌は摺鉢で摺る時少しばかりお砂糖を
交
(
まぜ
)
ると美味しくなります。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
からす(鹹過)の例文をもっと
(1作品)
見る
鹹酸
(逆引き)
家
(
うち
)
の娘は女学校へやッても、味噌汁一つ
拵
(
こしら
)
えられない、どうも味噌汁が
鹹酸
(
からす
)
くッていけない、などいう人もあるが、味噌汁の鹹酸いのや、辛いのは我慢も出来る、また鹹酸いと思ッたら
人格の養成
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
からす(鹹酸)の例文をもっと
(1作品)
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