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烏合
ふりがな文庫
“烏合”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うごう
95.7%
うがふ
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うごう
(逆引き)
尾を振ってグウグウ唸って友を呼でいるのではないか。犬すらそうだ。また
烏合
(
うごう
)
という文字がある。
烏
(
からす
)
もお友達を求め歩いている。
イエスキリストの友誼
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「密告により、今朝、急に襲って、良忠以下、おもなる者五人を
数珠
(
じゅず
)
つなぎにし、あとの
烏合
(
うごう
)
は、目下諸所にわたって、追跡中でおざる」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
烏合(うごう)の例文をもっと
(44作品)
見る
うがふ
(逆引き)
「さうだよ。追放の軍人だから面白いンだ。かうした軍人あがりは、気合をかける事は板についてゐるからね。すべて、
烏合
(
うがふ
)
の
衆
(
しゆう
)
相手には、
高飛車
(
たかびしや
)
な気合だけなンだ……」
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
切角
(
せつかく
)
発散した
鹿台
(
ろくたい
)
の財を、
徒
(
いたづら
)
に
烏合
(
うがふ
)
の衆の
攫
(
つか
)
み取るに任せたからである。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
烏合(うがふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“烏”で始まる語句
烏
烏帽子
烏賊
烏滸
烏瓜
烏羽玉
烏有
烏丸
烏金
烏山
“烏合”のふりがなが多い著者
本庄陸男
高見順
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治
河上肇
梅崎春生
作者不詳
新渡戸稲造
直木三十五
内田魯庵